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2006 Fiscal Year Annual Research Report

古代・中世古記録書誌情報の蒐集と古記録メタデータ・データベースの構築

Research Project

Project/Area Number 18520478
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

尾上 陽介  東京大学, 史料編纂所, 助教授 (00242157)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 本郷 恵子  東京大学, 史料編纂所, 助教授 (00195637)
末柄 豊  東京大学, 史料編纂所, 助教授 (70251478)
高橋 一樹  国立歴史民俗博物館, 助教授 (80300680)
井上 聡  東京大学, 史料編纂所, 助手 (20302656)
村井 祐樹  東京大学, 史料編纂所, 助手 (20323660)
Keywords古代中世古記録 / 部類記 / 日付取り
Research Abstract

本年度は、まず東京大学史料編纂所古記録室が従来蓄積してきた古記録収載日条データについて、データベース化を前提とした項目の調整を進め、フォーマットの異なるメモ形式のデータについては形式を整序した。その際、データの検索結果を一義なものとするため、記録間のシソーラスの構築を進めた。例えば、同じ古記録の記事であっても、それが引用された部類記・抜書などにおいては記録名の表記が異なることが多い。このような場合でも、それぞれの記事が同じ人物の記録であると認識されるように調整した。
また、古代・中世の古記録史料を多く所蔵する機関に出張して調査し、各所蔵機関における請求番号および記録名、収載日条、書誌情報、特記事項などの新たなデータの蒐集に努めた。具体的には、本年度は京都大学附属図書館・陽明文庫・京都府立総合資料館・神宮文庫・国立歴史民俗博物館などの諸機関に出張し、それぞれに所蔵される古記録を調査し調書を作成した。その際、原史料に「不知記」などとあるのみで記録名が明記されていない記事についても、その内容から記録名を調査することに努めた。
以上の作業から、本年度は、これまでに蓄積してきたデータ約12万件の内の6割分について整序を終了し、従来から蓄積してきたデータを整理してフォーマットを統一したものと新たに調査して作成した分を合わせて、計500枚余りのデータシート(個別記事存在データ換算では1万件を超える)を作成した。

  • Research Products

    (5 results)

All 2007 2006

All Journal Article (5 results)

  • [Journal Article] 記録語「ニ音」2007

    • Author(s)
      尾上陽介
    • Journal Title

      日本歴史 704

      Pages: 56-57

  • [Journal Article] デジタル化資料はオリジナル資料をこえられるか2007

    • Author(s)
      井上聡他
    • Journal Title

      史資料ハブ 9

      Pages: 53-79

  • [Journal Article] 『明月記』原本及び原本断簡一覧2006

    • Author(s)
      尾上陽介
    • Journal Title

      明月記研究提要(明月記研究会編)(八木書店)

      Pages: 1-31

  • [Journal Article] 中世における政務運営と諸官司の空間2006

    • Author(s)
      本郷恵子
    • Journal Title

      院政期の内裏・大内裏と院御所(高橋昌明編)(文理閣)

      Pages: 115-129

  • [Journal Article] 松永弾正再考2006

    • Author(s)
      村井祐樹
    • Journal Title

      遥かなる中世 21

      Pages: 103-115

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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