2007 Fiscal Year Annual Research Report
民俗芸能保護における「記録選択」の意義に関する調査研究
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18520640
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Research Institution | National Research Institute for Cultural Properties, Tokyo |
Principal Investigator |
宮田 繁幸 National Research Institute for Cultural Properties, Tokyo, 無形文化遺産部, 部長 (20342941)
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Keywords | 民俗芸能 / 無形民俗文化財 / 記録選択 |
Research Abstract |
平成19年度は、調査として、以下の記録作成等の措置を講ずべき無形民俗文化財を対象にその現状確認調査を実施した。(1)やすらい花(京都府京都市)1975(昭和50)年12月8日選択(2)当麻寺二十五菩薩来迎会(奈良県葛城市)1976(昭和51)年12月25日選択(3)津島天王祭(愛知県津島市)1967(昭和47)年3月選択(芸能大会における調査)(4)須成祭(愛知県蟹江町)1999(平成11)年2月6日選択(5)博多祇園山笠行事(福岡県福岡市)1964(昭和39)年3月選択(6)佐伯灯籠(京都府亀岡市)1992(平成4)年2月25目選択(7)坂越の船祭り(兵庫県赤穂市)1992(平成4)年2月25目選択これらの確認にあたっては、主として選択後の変容等について調査した。その結果、本年度の7件に関とては、期日の変容は若干認められたが、その大部分は選択時の状況を比較的良好に保っているにとが確認された。
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