2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18530095
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Research Institution | Iwate Prefectural University |
Principal Investigator |
木場 隆夫 Iwate Prefectural University, 総合政策学部, 教授 (00404822)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小井田 伸雄 岩手県立大学, 総合政策学部, 准教授 (30363724)
南島 和久 長崎県立大学, 経済学部, 講師 (10404831)
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Keywords | 地域 / リスク |
Research Abstract |
本研究は、リスクの回避、安全・安心な社会の実現に地方自治体が主体的に関与すべき状況において、ガバナンスの観点から認識の枠組みを整理するとともに、実務体制の検討をする。19年度は、参加者全員で研究計画に従い、理論分析枠組の共通認識の形成及び再構築を進めた。主に社会学・行政学・経済学に焦点を当て、文献及び資料の収集を行った。研究は「限られた資源におけるリスク認知の最適化」、「行政のリスク・コミュニケーションと説明責任」、「安全規制体制の自治体への移行に関する分析」、「自治体のリスク対応体制の構築」の四つを課題とした。これまでの研究成果は概要以下の通り。 (1)リスクが社会において重視されてきた過程をレビューした。 (2)リスク・コミュニケーションの事例として、自治体独自の先駆的事例である遺伝子組換え農作物の栽培規制条例に関するコンセンサス会議の概要を聴取し、リスク管理の一例として検討した。さらに都市政策、英国におけるリスク対応などの事例、日米のサービスに関するリスク認識の違いなどを題材として、研究を進めた。 (3)19年度、長崎県立大学において、中間的なとりまとめの研究会を行った。
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