2008 Fiscal Year Final Research Report
Is the French Republic 《une et divisible?》 : the transformation of pinciples of the Republic through the politics and the institutional reforms for Overseas territories of South Pacific
Project/Area Number |
18530111
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
International relations
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Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
尾立 要子 Tokyo University of Foreign Studies, アジア・アフリカ言語文化研究所, 研究員 (30401433)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Keywords | トランスナショナル / ポスト・コロニアル / 南太平洋 / フランス海外領土政策 / 行政 |
Research Abstract |
1980年代末から2000年にかけて、海外領土を前提に、フランス共和主義原理に起きた変容とは、人と団体を分けて認識し、「植民地主義の過去」を視野に入れ、原理が適用されたことに関係している。インタビューにこたえ、ジョックス元内務大臣は「海外領土」とそれ以外では共和主義原理との関わりにおいて扱いが違うと明言した。明らかになったことは、集団の認識において海外領土を分ける考え方が、ニュー・カレドニアへの自治制度を作り上げる中で明確になっていった点である。海外領土と出身者が直面する問題へは、共和主義の公正な運用のもとに置かれていなかった「時間」を考慮する中から、改革への道筋がつけられた。また、ナインヴィル・レ・ロッシュ会議(1983年)が転換点としての端緒を開いたことが明らかになった。この時、「植民地という事実」の承認から出発することで、平衡を欠いた社会の損なわれている機能の回復が可能となり、例えば「慣習法」を背景とする権威構造を共和制度の中に、一定期間取り込むなど、「時間」を評価に入れることにつながっていた。
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[Presentation] La preparation des Accords dans les annees quatre-vingts
Author(s)
尾立要子
Organizer
ニュー・カレドニア独立紛争和平20周年・ヌメア協定10周年記念討論会(2008年4月25-26日、パリ・ルクサンブール宮(元老院議事堂)にて開催、CNRS主催)(1988 : Accords de Matignon Oudinot, 1998 : Accords de Noumea. Textes fondateurs de la Nouvelle-Caledonie d'aujourd'hui (Reseau Asie-CNRS, 25-26 avril 2009)
Place of Presentation
Paris a Palais Luxembourg
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