2007 Fiscal Year Annual Research Report
浮動株比率等でみる株式所有構造と企業パフォーマンスの関係についての実証分析
Project/Area Number |
18530319
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Research Institution | Tezukayama University |
Principal Investigator |
宮本 順二朗 Tezukayama University, 経営情報学部, 教授 (90121053)
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Keywords | 浮動株比率 / 株式所有構造 / コーポレート・ガバナンス / 企業パフォーマンス / クロスセクショナル回帰 / 時系列解析 / M&A(企業買収)予測 / 少数大株主 |
Research Abstract |
昨年度までに収集してきた、東証一部・二部およびJASDAQ上場企業についての2001〜2004年までの、とりわけ"浮動株比率"はじめ各種の株式所有比率ならびに(ROA・ROE等の)会計データ・(PFCRPBR・トービンのQなどの)株価関連データに加えて、その後の2005年以降のデータをさらに追加して継続し・収集することに努めた。ただし、新たに合併等により消滅した会社サンプルも出てきたので、一部サンプルを差し替えることにした。企業パフォーマンスを表わす諸指標については、昨年度と同様のデータを継続して追加収集することに努めた。なお、本研究課題に関連する研究発表をすでに先行して行ってきた、外国における研究者との意見ならびに情報交換を行うため、2007年6月末には、ドイツ(パッソー大学)Wagner教授を訪問し、本研究テーマに関するデータ収集上の問題点に付き議論した。統計分析ソフトウエアパッケージの利用につき参考情報を十分に互いに交換し合う事が出来た。さらに、オーストリア(ウイーン)にて開催のEFMA(ヨーロッパ財務管理学会において,主に、CGに関するテーマについての発表会場)に参加し、また、10月にはECGI(ヨーロッパ・コーポレート・ガバナンス協会主催の)CG(コーポレート・ガバナンスのコンファランス:於リスボン(ポルトガル))に出席し、他国からの参加者との交流にも努めた。
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Research Products
(1 results)