2007 Fiscal Year Annual Research Report
京都ブランド構築のマーケティング-観光・商業・伝統産業・まちづくり
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18530327
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
若林 靖永 Kyoto University, 経営管理研究部, 教授 (70240447)
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Keywords | マーケティング / 創造的都市 / 地域ブランド / まちづくり / 伝統産業 / 商業振興 |
Research Abstract |
2007年度は、2006年度の研究に引き続き、1 都市商業論についての調査研究については、(1)京都市商業ビジョンにもとづく地域商業まちづくりの検討をすすめ、2004年から2006年までの中間まとめの報告書のとりまとめをすすめた。つぎに(2)商店街連携情報化推進事業の調査研究については、合同会社(LLC)「きょうと情報カードシステム(KICS)」の事業の展開するレールアンドショッピングの事業と法人化後の組織体制についての調査研究をすすめ、ケーススタディのテキストにとりまとめた。(3)日本の生協がすすめてきた事業、まちづくりについての調査検討については、現代生協の事業の現状と課題および改正生協法の意義についてとりまとめ、第3回現代生協論コロキウム(5月12日)、第4回現代生協論コロキウム(11月17日)で報告し、『生協総研レポートNo.57』(2008年3月)に収録された。また、組合員参加の形態等が生協事業の変化と対応して変化していることに注目した論文を『生活協同組合研究』に掲載した。 2 伝統産業についての調査研究については、織物卸商業組合と共同で和装卸に対するインタビュー調査をすすめた。その結果、和装卸が顧客(小売業)によって異なる事業戦略を展開していること、消化仕入れを中心とした問題のある取引様式が多いことなどが明らかとなり、今後の3つの方向性が見えてきた。また、京都印章業組合と共同で印章業の現状と課題について調査し、「京印章」という地域ブランド活用の意義と留意点を明らかにした。 3 創造的都市開発事業についての調査研究については、ブランド論のレビューを進め、『商品開発・管理入門』所収の論文にとりまとめ、特にパーソナリティを有するようになるというブランドの特性を示した。また、京都市三条通を中心とした京都ブランド構築実験についての調査研究を引き続きすすめた。
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Research Products
(3 results)