2006 Fiscal Year Annual Research Report
国際系大学の存在と地域社会の相関関係-社会・経済・文化的観点からの指標の提示-
Project/Area Number |
18530389
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Akita International University |
Principal Investigator |
JOHN Mock 国際教養大学, 国際教養学部, 教授 (20381337)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
JEREMY S. Eades 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋学部, 教授 (80232106)
長沼 奈絵子 国際教養大学, 国際教養学部, 講師 (10381336)
豊田 裕之 宮崎国際大学, 比較文化学部, 講師 (70341641)
OCCHI Debra 宮崎国際大学, 比較文化学部, 講師 (10341653)
G.S Poole 高千穂大学, 商学部, 助教授 (60307147)
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Keywords | 国際 / 社会変遷 / マルタイカルチャー / 地域発展 / 地域における社会的インパクト / 大学 |
Research Abstract |
まず調査にあたって、本プロジェクトに参加しているAIU8名、MIC、APU、高千穂大学各2名の計14名のメンバーを4つのグループに分けた。 グループ1:小・中・高等教育機関担当 グループ2:一般住民担当 グループ3:異文化に触れる機会が比較的多い一般地域住民担当 グループ4:大学生担当 この4つのグループを体系化し、インタビューアンケートの具体的設問の作成を行った。1年を上半期・下半期の2期に分け、上半期には主に3つの地域(秋田県秋田市、宮崎県宮崎郡清武町、大分県別府市)でのインタビュー対象を決定し、予備調査のための質問事項モデルを作成した。 しかし2006年11月に、AIUから参加している教職員メンバー8名のうち研究代表者を含む7名の本学からの移動が決まったことを受け、また、他研究機関に所属する研究分担者の移動も重なり、下半期の計画に大幅な遅れを生じ、また研究計画そのものの見直しを迫られた。 下半期の研究に参加できた国際教養大学メンバー(研究代表者および研究分担者1名)で、秋田県における予備調査のための地元住民インタビューを行い、この結果をもとに本調査のための計画を調整した。インタビューに際しては、学生アルバイトを事前に訓練し、効率的なインタビュー調査を行うよう指導した。 研究組織の大幅な変更により、調査計画の見直しを図るとともに、来年度のインタビュー調査においても学生アルバイトを積極的に雇用し、研究メンバーは主に分析に携わっていきたいと考えている。
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