2008 Fiscal Year Annual Research Report
国際系大学の存在と地域社会の相互関係-社会・経済・文化的観点からの指標の提示-
Project/Area Number |
18530389
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
JOHN Mock University of Tsukuba, 大学院・人文社会科学研究科, 教授 (20381337)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長沼 奈絵子 国際教養大学, 国際教養学部, 講師 (10381336)
DEBRA Occhi 宮崎国際大学, 比較文化学部, 准教授 (10341653)
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Keywords | 国際 / 社会変遷 / マルタイカルチャー / 地域発展 / 地域における社会的インパクト / 大学 |
Research Abstract |
今期2008年度は昨年2007年度と比較してより強固で好結果を出すことができた。2008年3月に開いた学会の後、本研究の主眼点を幾分変更し、IDI(Intercultural Development Index)を用い、または国際系大学の学生に自由形式の質問をすることによって研究を進めた。宮崎国際大学、立命館APU、秋田国際教養大学、および関西外語大学において160人の学生にアンケートを実施した。現在そのデータの予備分析を行っている。さらに、この分析結果を国内および海外での学会での発表も進めている。2008年4月19、20日には筑波大学で行われたAJJ(Anthropology of Japan in Japan)では、調査に携わっている研究者(John Mock, Greg Poole , Debra Occhi, 大学生2名) が参加しプリゼンテーションを行った。2009年3月21日にはメンバーの一人である長沼奈恵子がアメリカ、コロラド州デンバーでの国際TESOLでの会議に秋田国際教養大学から参加し本研究の結果をもとに発表を行っている。現在はデータの予備分析をしているところである。(一部はIDIの調査機関へその分析を依頼している) 2009年度は現在手元にあるデータの分析をさらに進め、その結果を検討し、さらにアンケートなどでの聞き取りを行い、2009年11月には結果検討、報告などの目的で再び学会を開く予定である。またメンバーであるJohn Mock, Greg Poole両名は2009年4月25日に滋賀県彦根市の滋賀大学で開催される日本国際教育協議会(JIES)で研究結果のプリゼンテーションをする予定である。またもう二名のメンバー (Debra Occhi, Thomas Hardy) が4月26日京都の同志社大学で開催予定のAJJの学会でペーパーを出すことになっている。さらに5人のメンバーが2009年7月2日から5日に台北で行われるthe Society for East Asian Anthropologyでフルパネルを予定している。また2009年11月2日から6日にアメリカのフィラデルフィアでのthe American Anthropology Associationでのパネルにも応募しているところである。
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Research Products
(1 results)