2009 Fiscal Year Annual Research Report
国際系大学の存在が地域社会に及ぼす社会・経済・文化的影響の比較研究: The Impact of International Universities on Their Local Communities
Project/Area Number |
18530389
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
JOHN Mock Tokyo University of Foreign Studies, 外国語学部, 研究員 (20381337)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
EADES Jeremy 立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋学部, 教授 (80232106)
長沼 奈絵子 国際教養大学, 国際教養学部, 講師 (10381336)
豊田 裕之 関西外国語大学, 外国語学部, 講師 (70341641)
DEBRA Occhi 宮崎国際大学, 比較文化学部, 講師 (10341653)
POOLE Gregory 筑波大学, 人文社会科学研究科, 教授 (60307147)
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Keywords | 国際 / 社会変遷 / マルタイカルチャー / 地域発展 / 地域における社会的インパクト / 大学 |
Research Abstract |
2009年度は2008年度に引き続き着実な調査を続けた。国際系大学の学生を対象としたIDIの結果を分析するとともに、4期目であり最終年となる今期は本研究の結果を発表、普及する段階に入った。研究結果の出版も視野に入れ、2年目と同様小規模な研究会も開催した。本研究のメンバーによる学会でのプリゼンテーションをまとめると、2009年7月2日から5日に台湾の台北で開催された東アジア文化人類学会においてフルパネルを務めた。(Greg Poole, John Mock, Debra Occhi, Thomas Hardy, and Hiroko Otaki)2009年11月7日から8日に東京のテンプル大学ジャパンで開催された日本文化人類学会の年次総会ではThomas Hardy, Hiroko Otakiが論文発表を行なった。さらに重要なことは、2009年12月3日から6日にアメリカのペンシルベニア州フィラデルフィアで行なわれたアメリカの文化人類学会の年次総会においてもフルパネルを務めた。(Greg Poole, John Mock, Debra Occhi, Thomas Hardy, and Hiroaki Kawamura)また2010年3月14日から16日にテキサス州オースチンで行なわれた日本文化人類学会のワークショップではJohn MockおよびDebra Occhiがプリゼンを行なった。 この補助金の期間が終了した後も、本研究グループのメンバーはプリゼンを続ける予定である。2010年8月にアイルランドMaynooth、Ireland.で開催予定のEuropean Assocation of Social AnthropologyにおいてはJohn Mockがプリゼンを行なう。また2010年11月にルイジアナ州ニューオリンズでのアメリカの文化人類学会の年次総会においてのフルパネルをすでに申請している。(Greg Poole, John Monk, Debra Occhi, and Hiroaki Kawamura)さらに研究メンバーやその他本研究に関わった人達の寄稿も含め研究成果の編集も始めている。東京の慶応大学で2009年12月19日20日両日開された研究会では、出版の準備段階として目次の概要などを話し合った。出版社からは良好な反応を得ており、2010年夏には出版の草稿を仕上げたいと思っている。
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