2007 Fiscal Year Annual Research Report
一人暮らしの若者の災害に対する意識に関する調査研究
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18530404
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| Research Institution | Nihon University |
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Principal Investigator |
中森 広道 Nihon University, 文理学部, 准教授 (80297754)
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| Keywords | 災害 / 防災 / 若者 / 青年 / 一人暮らし / 意識 / 緊急地震速報 / 災害情報 |
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| Research Abstract |
本研究は、大都市圏の1人暮らしの若者・青年層(10代後半から30代前半)に関する防災意識とその対応を明らかにすることを目的としたものである。都市部における一人暮らしの若者・青年層は多いものの、若者や青年は一般的には防災意識が低く災害対策への取り組みも十分ではないと考えられる。昨今、一人暮らしの防災意識や災害対策の問題は、高齢者をはじめとする災害時用援護者(いわゆる災害弱者)には注目が集まっているものの、一人暮らしの若者や青年層に関する問題について検討した成果はまだまだ少ないと思われる。そこで、大都市圏における一人暮らしの若者・青年層を対象にして災害や防災の意識ならびに対策についての調査を行い、若者や青年の災害に関する意識や災害対策の現状を分析し、その結果を踏まえて、一人暮らしの若者・青年層の防災意識が向上するための指針を導き出し、あわせて有効な災害対策を行うための課題について考究することとした。平成19年度は、平成18年度に実施した東京23区と政令指定都市の一人暮らしの若者・青年層に対する災害・防災への意識ならびに、新しい地震情報である緊急地震速報をはじめとする災害情報に関するアンケート調査(調査会社が全国に持つモニターから抽出しWEBによって調査を実施)の結果を踏まえて、東京周辺・大阪周辺に住む一人暮らしの若者・青年にグループインタビューを行い、若者や青年層の防災意識や災害対策についての現状と課題を検証した。
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