2008 Fiscal Year Annual Research Report
居住条件不利地域におけるコミュニティの再生に関する研究
Project/Area Number |
18530427
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Research Institution | Shimonoseki City University |
Principal Investigator |
叶堂 隆三 Shimonoseki City University, 経済学部, 教授 (50224580)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
室井 研二 香川大学, 教育学部, 准教授 (20310013)
横田 尚俊 山口大学, 人文学部, 教授 (10240194)
山本 薫子 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 准教授 (70335777)
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Keywords | 居住条件不利地域 / コミュニティ / 維持・再生 / 急傾斜丘陵地域 / 離島地域 / 被災地域 / 外国人居住地区 |
Research Abstract |
4年間におよぶ研究の3年目である平成20年度は、居住条件不利地域におけるコミュニティの維持・再生に関する研究に適した調査対象地としてすでに選定している対象地の中から、都市地域における急傾斜地域として長崎県長崎市、広島県呉市、外国人居住地区として広島県呉市、そして離島地域および災害経験地域として香川県土庄町(豊島)において各担当者が調査・研究を実施した。 まず6月に1回目のミーティングを開催して1年間の研究計画を立てた。そして8月上旬,叶堂・横田・山本は呉市における二つの調査に関する資料収集おりび聞き取り調査を実施した。その時、9月下旬に呉市両城地区で実施の調査票調査案を地元住民の代表とともに検討した。8月下旬、福岡市で第2回目のミーティングを開催し室井が土庄町(豊島)に関する調査の進行状況を報告するとともに、全員で長崎市において、資料収集および聞き取り調査を実施した。さらに9月上旬、叶堂と横田は、8月上旬のプリテストの後に修正した調査票を用いて、呉市両城地区の住民(世帯)を対象にした調査票調査を実施した。加えて11月下旬、呉市両城地区において9月に実施した調査票調査で十分に把握しきれなかった斜面地居住の地域住民の詳細な生活状況に関して、個別の世帯を20世帯程度選定して、訪問聞き取り調査を実施した。さらに3月上旬、次年度(平成21年度)に呉市両城地区と同様に調査票調査を予定している長崎市市役所で聞き取り調査を行なうとともに調査対象地の一つ 江平地区で、調査票調査の実施に向けた地元住民代表との打ち合わせおよび聞き取り調査を実施した。
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Research Products
(3 results)