• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2006 Fiscal Year Annual Research Report

夢について親子で話すことの発達的意味をさぐる

Research Project

Project/Area Number 18530514
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionNara Women's University

Principal Investigator

麻生 武  奈良女子大学, 大学院・人間文化研究科, 教授 (70184132)

Keywords夢 / エピソード記憶 / 親子の会話 / 架空世界 / 夢についての認識
Research Abstract

平成18年度には次の作業を行った。
(1)夢について、夢の文化史的な研究やフロイトやその後の科学的などにもあたり、問題を整理し拙著『発達と教育の心理学』(培風館)の第4章「子どもたちと夢」としてまとめた。夢の存在論的な意味が、必ずしも自然科学的な手法の研究のみでは解き明かせないこと、そこに子どもの夢概念の発達を追う面白さがあることを指摘した。
(2)大学生への最年少時の夢についてのアンケート調査:大学生に一番幼いときの出来事の記憶と一番幼いときにみた夢の記憶とを300弱をコンピューターに入力し、最年少時の夢記憶と出来事記憶とを対比するため、エピソードのカテゴリー化を行った。
(3)夢についての親子の会話の分析:幼稚園年長児・小学校1年生・小学校3年生の親子の約計50ペアに夢についての会話を10分ほど自由に行ってもらい、子どもの性別や学年、親子の雰囲気でいかに会話に変化があるかを調べる。家族に録音機器を貸し出しし、10分間、親子で自由に夢について語ってもらった。夢についての親子の会話の分析:幼稚園年長児・小学校1年生・小学校3年生の親子の約計50ペアに夢についての会話を10分ほど自由に行ってもらい、子どもの性別や学年、親子の雰囲気でいかに会話に変化があるかを調べる。家族に録音機器を貸し出しし、10分間、親子で自由に夢について語ってもらった。その起こしたテープを分析する視点を見出す作業を行った。

  • Research Products

    (1 results)

All 2007

All Book (1 results)

  • [Book] 発達と教育の心理学 : 子どもは「ひと」の原点2007

    • Author(s)
      麻生 武
    • Total Pages
      296
    • Publisher
      培風館

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi