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2006 Fiscal Year Annual Research Report

面接場面におけるコミュニケーション・スキルの開発 〜会話分析と教育プログラム

Research Project

Project/Area Number 18530554
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionSanno Junior College

Principal Investigator

鈴木 美香  自由が丘産能短期大学, 能率科, 准教授 (70259034)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 鈴木 晶夫  早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (80162999)
宮岡 等  北里大学, 医学部, 教授 (40209862)
Keywords心理面接過程 / 会話分析 / 質的アプローチ / 行動の分析 / 臨床教育プログラム
Research Abstract

本年度(〜平成19年3月31日現在)の研究実施状況
本年度は、面接を方向づけるコミュニケーションの変数を探索した。特に実例的な面接場面を取り上げ、行動観察から質的・量的な会話過程の解析の具体的方法について探索した。会話内容や用語論的な検討、スタッフ側のスクリプトとクライエント側の対話ゴールの間に起こる推移、会話過程における相互作用的な行動の推移についての検討のための方法を探索した。
従来から蓄積されてきた対人サービスに携わるスタッフ養成のための教育プログラムの構成要素や段階的な構造について内外の資料を収集した。このため適切な資材(コンピュータ・ソフトを含む)を探索し、調達し、模擬的な訓練面接などを施行している。
(1)SP(模擬患者)による面接訓練の実施についての場面設定を構成し、解析するための準備的な試行を行った。
(2)臨床心理学の専門家による半模擬的相談場面の録画(ビクターハードディスクムービーGZ550を活用)。
(3)医療窓口での患者・事務担当者のスクリプト設定を作成した。
(4)医療事務場面での模擬クライエントの選定、協力依頼と予備的試行を行った。その際、VTR録画(ビクターハードディスクムービーGZ550を活用)を実施した。
(5)クライエントの症状等の背景状況にいくつかのストーリー・パターンを準備した実験模擬面接を実施した。
(6)面接のVTR記録を質的・量的データに記述・変換するためのPCソフトの「語り」用語探索の実際的な運用方法について探索的な検討を行っている。(継続中)
(7)対人サービス場面のコミュニケーションの中で生起する行動の記述的次元と変数を、先行研究資料や既存の教材などの探索により抽出している。(継続中)
(8)医療事務場面の模擬訓練用場面設定について、既存の教育用ソフトを探索している。(一部入手)
(9)対人コミュニケーションとサービス教育についての情報収集と、体系化の作業を継続。(継続中)

  • Research Products

    (1 results)

All 2006

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] コミュニケーション訓練における会話過程の分析-コンテンツと情動喚起の視点から教育指導を考える-2006

    • Author(s)
      竹内(鈴木) 美香
    • Journal Title

      自由が丘産能短期大学紀要 39

      Pages: 37-72

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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