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2006 Fiscal Year Annual Research Report

戦後教員養成カリキュラムの開発と実践に関する日米間の比較教育史的研究

Research Project

Project/Area Number 18530592
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionTokyo Gakugei University

Principal Investigator

橋本 美保  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (60222212)

Keywords教員養成カリキュラム / 教職的実験的経験 / 師範学校 / 教育課程文庫 / 比較教育史 / 教師教育
Research Abstract

今年度は、アメリカの教員養成の理念とその具現化の過程に関する先行研究の検討と、占領期に成立した大学における教員養成カリキュラムの開発に関する資料調査を実施した。
1.アメリカの教員養成の理念とその具現化の過程に関する先行研究の検討
(1)デューイが提起した「実験的活動」を理論的根拠とした「統合(integration)」の理論
(2)「教職的実験的経験」を核としたカリキュラム開発に果たしたアメリカ教育大学協会の役割
(3)先進州ウィスコンシン、ミルウォーキー師範学校におけるカリキュラム開発の実態
(4)占領期の日本にモデルとされたニューヨーク州におけるカリキュラム開発の実態
以上の事項に関する先行研究の収集および資料の発掘のために、国立国会図書館、筑波大学附属図書館、名古屋大学附属図書館、神戸大学附属図書館などを訪問し、文献調査を実施した。
2.占領期に成立した大学における教員養成カリキュラムの開発に関する資料調査
(1)GHQ民間情報教育局による教師教育政策の方針とアメリカの教師教育カリキュラムの紹介
(2)民間情報教育局(CIE)と文部省との交渉過程
(3)各教員養成機関に対する民間情報教育局(CIE)の指導の実態
(4)各教員養成機関における4年制教員養成カリキュラム開発の実態
(1)〜(3)の事項に関する先行研究および史料の収集のために、国立国会図書館憲政資料室においてSCAPレコード、国立教育政策研究所附属図書館においてトレーナー文書を調査した。(4)の事項に関しては、広島大学、香川大学などを訪問し、特に各教員養成機関に設置された教育課程文庫の運営の実態に関する文献調査を行った。
さらに、来年度実施予定の旧師範学校および大学教員への聞き取り調査のための予備調査を行い、対象者リストを試行的に作成した。

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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