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2006 Fiscal Year Annual Research Report

大学のカリキュラム開発とインスティチューショナルリサーチの有機的連携に関する研究

Research Project

Project/Area Number 18530598
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

鳥居 朋子  名古屋大学, 高等教育研究センター, 助教授 (10345861)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中井 俊樹  名古屋大学, 高等教育研究センター, 助教授 (30303598)
Keywordsカリキュラム開発 / IR / 高等教育 / 評価システム
Research Abstract

研究の第1年度として、先行研究の検討、日本国内での文献・情報収集、米国及び欧州での現地調査を行った。米国においては、ニューヨーク州立大学アルバニー校(2006年7月)及びワシントン大学(2007年2月)を訪問し、各機関におけるカリキュラム開発とIRの連携にかかわる実態調査を実施した。ニューヨーク州立大学については、インスティチューショナルリサーチ(IR)の専門部署及びカリキュラム評価の担当者へのヒアリングを行い、大学における教育の質向上やカリキュラム開発に有効な評価指標・データ・情報、カリキュラムの開発に資するデータ及び情報リソースとしてのIRの特質、カリキュラムの開発とIRとの連携システム等の特質を明らかにした。その成果の一部を、研究論文「データ主導による教育改善のシステムに関する考察-米国ニューヨーク州立大学の『アルバニー教育効果測定モデル』を手がかりに-」(『名古屋高等教育研究』第7号、2007年)にまとめた。ワシントン大学については、教育の質向上及びカリキュラム開発の支援部門を訪問し、データに基づく教育改善のシステムについて調査を行った。これにより、同大学におけるカリキュラム開発とIR部門との連携に関する第二回調査(平成19年度に予定)の基盤をつくった。欧州においては、IRの専門学会(European Association for Institutional Research、ローマ、2006年8-9月)に参加し、欧州各国の高等教育機関における教育の質向上や教育成果の評価、プログラム開発をめぐる動向の把握を行った。以上の文献・情報収集及び現地調査の成果をふまえ、大学におけるカリキュラム開発に有効な視点を、研究代表者及び研究分担者が開発スタッフとして係わった『ティップス先生のカリキュラムデザイン』(名古屋大学高等教育研究センター、2007年)に反映した。

  • Research Products

    (2 results)

All 2007

All Journal Article (1 results) Book (1 results)

  • [Journal Article] データ主導による教育改善のシステムに関する考察 -米国ニューヨーク州立大学の「アルバニー教育効果測定モデル」を手がかりに-2007

    • Author(s)
      鳥居 朋子
    • Journal Title

      名古屋高等教育研究 第7号

      Pages: 105-124

  • [Book] ティップス先生のカリキュラムデザイン2007

    • Author(s)
      名古屋大学高等教育研究センター
    • Total Pages
      73
    • Publisher
      名古屋大学高等教育研究センター

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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