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2006 Fiscal Year Annual Research Report

授業改善を目的とした専門的な教育スーパーバイザー養成のためのプログラム開発

Research Project

Project/Area Number 18530602
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionOsaka Kyoiku University

Principal Investigator

木下 百合子  大阪教育大学, 教育学部, 教授 (10169914)

Keywords授業改善 / スーパービジョン / 教育スーパービジョン / スーパーバイザー / キールモデル
Research Abstract

平成18年度は、提出した研究計画に基づき、次のことを実施し、一定の成果をえた。
1.アメリカ、ドイツで開発されたスーパービジョンの多様なモデルを検討した結果、現在開発されているスーパービジョンモデルは、心理学モデルないしソーシャルワーカーなど社会福祉関連で働く人を対象としており、授業改善を対象としたものは、皆無に近いことがわかった。
2.ドイツのキール大学で開発されたスーパービジョンモデル(教育スーパービジョンキールモデル)は、学校教育活動と授業改善をめざした数少ないスーパービジョンモデルであることが明らかになったので、教育スーパービジョンキールモデルを中心に分析を深めた。
3.大阪府下の小・中学校教員を対象にアンケートを実施し、現在感じている授業の困難点について調査した。授業におけるコミュニケーション活動の活性化が一つの課題であることが明らかになった。
4.スーパービジョンで使用するワークシートを教育スーパービジョンキールモデルによりながら整理した。
5.スーパービジョンは、スーパーバイジーの教育活動に関する資料の収集が基礎となる。そこでまず、基礎資料となる授業観察用のワークシートを検討し、作成した。
6. 5で作成したワークシートを使って、学生を対象に授業観察のトレーニングを実施し、実際に授業ビデオを使って、授業観察を行った。
7.教師教育学会第16回研究大会(2006年9月24日、山梨大学)で、教育スーパービジョンキールモデルの特質とワークレベルならびにワークシートの構造を中心に、研究の途中成果を発表した。質疑応答の結果、教育スーパービジョン開発へのニーズが高いことを確認した。

  • Research Products

    (2 results)

All 2007 2006

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] 教師の教育的自己コンセプトを意識化するためのワーク2007

    • Author(s)
      木下 百合子
    • Journal Title

      大阪教育大学教科教育学研究会 教科教育学論集 6号

      Pages: 63-70

  • [Journal Article] 全体的-システム的な授業観察の方法とそのトレーニング2006

    • Author(s)
      木下 百合子
    • Journal Title

      大阪教育大学社会科教育学研究 5号

      Pages: 1-10

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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