2006 Fiscal Year Annual Research Report
分権時代における住民を主体とした地域生涯学習システムの構築に関する調査研究
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18530613
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Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Research Institution | Yamaguchi University |
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Principal Investigator |
長畑 実 山口大学, エクステンションセンター, 教授 (70379923)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉村 誠 山口大学, 教育学部, 教授 (70141116)
辰己 佳寿子 山口大学, エクステンションセンター, 助教授 (80379924)
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| Keywords | 地方分権 / 住民自治 / まちづくり / 学社融合 / 公民館 / 地域生涯学習システム |
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| Research Abstract |
本研究代表者は、防府市教育委員会から「防府市生涯学習アドバイザー」の委嘱を受け、防府市独自の生涯学習に係る総合的体系的な構想である「ロング・フィールド・ミッション」を策定し、生涯学習課と月1回の連携連絡会議を実施しつつ調査研究事業を推進している。研究初年度の18年度においては、まず11月中旬から12月初旬にかけて防府市民を対象とした生涯学習に関する意識調査を実施し、生涯学習を推進するための方策について、学習情報の提供、学習内容のニーズ、学習活動の条件整備等の視点から分析し、得られた知見を防府市教育委員会に資料として作成し提供した。また、その分析結果から学習ニーズの高い項目を明らかにし、出前講座事業の実施プログラムを策定して翌年3月に講座事業を実施することで、調査研究成果の一部を還元した。
第二に、平成18年12月から平成19年1月にかけて、市内全小中学校に配置した生涯学習担当教員、全小中学校PTA役員、公民館職員等社会教育担当職員の三者に対して、学社連携・融合に関するアンケート調査を実施し、地区別、学校別に活動と体制の現状と課題について集約、分析を行い、今後の地域生涯学習システムのあり方を検討した。次に、その分析結果を資料として作成し、生涯学習担当教員、全小中学校PTA役員、公民館職員等社会教育担当職員の三者による合同会議を開催して報告するとともに、地区毎の分科会を開催して19年度からの学社連携・融合推進の活動具体化に向けた協議をコーディネートした。その結果、19年度から市内各地区協議会を中心として地域での多様な主体によるネットワークの構築を行い、学社連携・融合の活動を具体的に推進することが合意され、地域生涯学習システムの構築に向けての取組が開始されることとなった。
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Research Products
(1 results)
