2006 Fiscal Year Annual Research Report
通信制大学院(修士課程・博士課程・専門職学位課程)の比較研究
Project/Area Number |
18530663
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | J. F. Oberlin University |
Principal Investigator |
鈴木 克夫 桜美林大学, 大学教育研究所, 助教授 (80365064)
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Keywords | 教育学 / 高等教育政策 / 通信教育 / 遠隔教育 / 通信制大学院 / 大学通信教育 / 社会人大学院 / eラーニング |
Research Abstract |
通信制大学院を設置する修士課程18校(放送大学を含む)、博士課程7校、専門職学位課程1校に対して、以下の調査研究を実施した。また、平成19年4月開設予定の修士課程4校について、予備調査を実施した。 1 基本データの収集 通信制大学院の設置状況・入学者数・在籍者数・修了者数、入学者選抜方法と実施状況、授業および研究指導の方法、入学者および修了者のプロフィール、修了後の進路などについて、データ収集を行った。 2 設置大学院への訪問調査(教職員対象のヒアリング) 東北(東北福祉大学の1校)、関東(人間総合科学大学の1校)、中部(日本福祉大学、名古屋学院大学、中京大学の3校)、近畿(佛教大学、高野山大学の2校)、中国(吉備国際大学の1校)、九州(九州保健福祉大学の1校)、および平成19年4月開設の近畿(京都造形芸術大学、京都産業大学の2校)など、首都圏以外の大学院を中心に実施した。 3 スクーリングおよび論文発表会等の行事への訪問調査 中部(日本福祉大学、名古屋学院大学、中京大学の3校)、中国(東亜大学の1校)、九州(九州保健福祉大学の1校)など、首都圏以外の大学院を中心に実施した。 4 学生に対するアンケート調査の実施準備 調査票の制作・印刷を行った(A4判8頁)。 5 研究成果の公表 上記の研究によって得られた知見を、日本生涯教育学会第27回大会(「大学改革と生涯学習-社会人の再教育機能を中心に-」平成18年10月)および日本高等教育学会第10回大会(「『通信制大学院』の現状と課題-通学制と通信制のボーダーレス化の中で-」平成19年5月予定)で発表した。
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