2006 Fiscal Year Annual Research Report
ニュージーランドと日本の社会科における「基礎・基本」に関する比較研究
Project/Area Number |
18530683
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
井田 仁康 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (20203086)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
江口 勇治 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (50151973)
佐藤 公 上武大学, 商学部, 講師 (90323229)
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Keywords | 社会科 / 基礎・基本 / ニュージーランド / 日本 |
Research Abstract |
平成18年度は、社会科に関する基礎・基本の国内外における資糾収集と、今までの研究成果をオーストラリアで開催された地理教育の国際学会で発表した。 社会科に関する基礎・基本の資料収集については、国内の文献を整理するとともに、ニュージーランドに関する文献、およびそれに影響を与えているカナダの文献を収集し、整理した。これらの資料は、大学院生の短期雇用により整理され、製本した。また、国際的な社会科の基礎・基本の動向を知る一環として、アメリカでの社会科教育学会に参加し、資料の収集を行った。その結果、世界的には言語の習得に絡ませながら、社会科の基礎・基本を学ばせるようなカリキュラムか多くみられた。ニュージーランドやカナダでは、多文化社会を反映させて、英語の読み書きと社会科の基礎・基本との両者を混在させた教材が提供されている。換言すれば、社会科の基礎・基本としてコミュニケーション能力が重視されているのである。わが国でも子どもたちのコミュニケーション能力の低下が指摘されているが、コミュニケーション能力は、国語や英語だけでなく、社会科においても積極的になされるべきで、それにより、言語能力だけてなく、プレゼンテーション能力なども養われ、国内外て意見を言え、また聞くことがてきる資質を養うことができる。 他方、この研究は、従来から継続されてきたものなので、地理教育の国際学会において、日本における野外調査に基づいた社会科教育の実践について発表し、野外調査の社会科における基礎・基本の中ての位置づけについて、国際的に提言することができ、意見を交換することができた。
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Research Products
(5 results)