2008 Fiscal Year Annual Research Report
批判的思考を取り入れた家庭科のカリキュラム開発ー市民性の育成を視点として
Project/Area Number |
18530691
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
荒井 紀子 University of Fukui, 教育地域科学部, 教授 (90212597)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 真由子 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (60241197)
綿引 伴子 金沢大学, 人間社会研究域, 教授 (90262542)
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Keywords | 家庭科教育学 / 批判的思考力 / 市民性教育 / カリキュラム研究 / 授業研究 / 比較教育 |
Research Abstract |
1 国際家政学会における研究成果の発表と情報交換 国際家政学会100周年記念大会に参加し、OECDの学力論における批判的リテラシーや問題解決学習の位置づけについて研究成果を発表した。また、この発表をめぐって北欧やアメリカの研究者と意見交換すると共に、各国の取り組みに関する情報を収集した。(荒井) 2 文献調査 H.18-19年度に実施した海外調査や米国研究者の招聘により入手した文献の翻訳を完成し、詳細な分析を行った ・オハイオ州立大学作成のビデオ教材"Problem Based Teaching"の解説書(鈴木) ・オハイオ州立大学家庭科カリキュラムガイド「仕事と家庭生活プログラム」(綿引) ・米国より招聘したJanet Laster博士の講演および日本家庭科教育学会誌掲載論文の翻訳と分析(鈴木・荒井) 3 批判的思考を取り入れた市民性育成にかかわるカリキュラム開発 ・小学校住居領域における実践の分析とまとめ(荒井) ・中学校住居領域、高等学校食物領域における実践の分析とまとめ(綿引) ・大学の授業における実践とまとめ(鈴木・綿引) 4 研究のまとめ 以上、1-3の研究成果を包括的に盛り込んだ著作を執筆した。(荒井・鈴木・綿引)
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Research Products
(5 results)