• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2007 Fiscal Year Annual Research Report

授業スタイルの形成と学校文化-ライフヒストリー的アプローチを用いて

Research Project

Project/Area Number 18530699
Research InstitutionMie University

Principal Investigator

森脇 健夫  Mie University, 教育学部, 教授 (20174469)

Keywordsライフヒストリー的アプローチ / 授業スタイルの形成 / 学校文化 / アクションリサーチ / 教師文化
Research Abstract

研究成果についてはおよそ三つのパートに分けることができる。
一つ目は,授業研究としてのライフヒストリー的なアプローチの確立である。授業研究の方法論としては,従来一時間単位,あるいは長くても単元単位の授業分析が主であったが,通授業的な授業者の授業スタイルは,短い単位の授業研究では必ずしも明らかにはされてこなかった。授業スタイルの形成と変容を明らかにするためにライフヒストリー的アプローチの有効性を一定明らかにすることができた。
二つ目は,奈良女子大学附属小学校における授業研究,およびライフヒストリーインタビューのさらなる展開である。小幡肇との協働はアクションリサーチとして行われた。また新しく転任してきた教師へのインタビューを行い,授業スタイルの形成にとって学校文化がかなり大きな役割をはたしていることが明らかになった。
三つ目は,いくつかの周辺的なモノグラフづくりである。公立の学校のみでなく,日本語学校において教師がどのように授業スタイルを形成しているか,上と向じ方法論で分析,解釈を行い,まだ学校文化だけではなく,サークル等を含めた教師文化が授業スタイルの形成にいかにかかわっているか,河崎かよ子氏を対象にしてライフヒストリーインタビューを行い,授業づくりから授業観のレベルを含めて授葉スタイルの形成に教師文化がどのようにかかわっているかを明らかにすることができた。

  • Research Products

    (5 results)

All 2008 2007

All Journal Article (3 results) (of which Peer Reviewed: 1 results) Presentation (1 results) Book (1 results)

  • [Journal Article] 授業研究としての「アクションリサーチ」の試み-小幡肇氏(奈良女子大学附属小学校)との協働のよる授業研究2008

    • Author(s)
      森脇 健夫
    • Journal Title

      三重大学教育学部紀要 59号(掲載決定)

  • [Journal Article] 日本語教師の力量形成へのライフヒストリー的アプローチー授業スタイルの形成と変容に焦点をあてて-2007

    • Author(s)
      康 鳳麗・森脇 健夫・坂本 勝信
    • Journal Title

      鈴鹿医療科学大学研究紀要 No.14(Web公開)

    • Peer Reviewed
  • [Journal Article] 小規模特認校におけるアクションリサーチ的試みI2007

    • Author(s)
      森脇 健夫・根津 智佳子, 他
    • Journal Title

      三重大学教育学部附属実践総合センター紀要 28

      Pages: 13-17

  • [Presentation] アクションリサーチの試み-小幡肇氏との協働による授業研究2007

    • Author(s)
      森脇健夫
    • Organizer
      第四回アクションリサーチ研究会
    • Place of Presentation
      熱海
    • Year and Date
      2007-08-02
    • Description
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [Book] 学びのための教師論2007

    • Author(s)
      森脇 健夫, 他(グループ・ディダティカ編)
    • Total Pages
      pp.167-192,(277)
    • Publisher
      到草書房

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi