2006 Fiscal Year Annual Research Report
特別支援教育における幼、小、中、高校ごとの支援モデルとDVD教材の開発について
Project/Area Number |
18530765
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Chubu Gakuin University |
Principal Investigator |
別府 悦子 中部学院大学, 子ども学部, 教授 (60285195)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮本 正一 岐阜大学, 教育学部, 教授 (40105060)
伊藤 良子 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (00143628)
玉村 公二彦 奈良教育大学, 教育学部, 教授 (00207234)
寺見 陽子 中部学院大学, 子ども学部, 教授 (20163925)
片岡 美華 鹿児島大学, 教育学部, 講師 (60452926)
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Keywords | 特別支援教育 / 発達障害 / 教師支援 / 家庭支援 / 育児・指導困難 / 支援ツール / デジタルコンテンツ |
Research Abstract |
1.特別支援教育対象児童生徒の実態把握に関わる判断ソフトの有効性の検討および幼稚園、高等学校における判断ソフトの開発について 平成15、16年度の科学研究費補助金研究で開発した実態把握のための判断ソフトを活用し、特別支援教育対象児童生徒の実態把握における有効性を検証した。現在岐阜県内の小中および特別支援学校で活用され、研究会等で事例報告が行われた。現在、保育園、幼稚園に活用できる判断ソフトを作成中である。 2.教師および家族の育児・指導困難に関する実態調査 宮本正一と別府悦子が小学校および中学校の教師が抱えている指導困難の実態を児童生徒の行動や認知の特徴とあわせて調査したものを統計分析し、論文に執筆した。現在雑誌に投稿中である。また、家族の育児困難の実態調査については、寺見陽子を中心に計画している。 3.特別支援教育対象の児童生徒への対応の実践事例や幼、小、中、高、それぞれの校種別あるいは児童生徒のタイプに配慮した指導方法についての資料収集と支援モデルの作成 特別支援教育対象児童生徒の学校や学級における実態把握と指導の検討を、現場教師との共同研究により実施した。それを伊藤良子、宮本正一、別府悦子がそれぞれの論文に執筆している。また、支援の一助となるDVD教材の作成のため、先行実践を行っている学校現場に共同研究の実施を計画し、現在依頼中である。なお、研究実施のため、基礎資料をオーストラリア・ブリスベーンで玉村公二彦が資料収集し、片岡美華を新たに共同研究者として追加した。 4.研究成果の発表 当該課題に関わり調査を実施した研究成果を第19回ISSBD(国際学会:オーストラリア・メルボルンで開催)において、宮本正一、別府悦子が発表した。
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Research Products
(12 results)