Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
生物集団の進化機構の解明を目的とする集団遺伝学では、多くの数理モデルが様々な確率過程を用いて記述される。本研究では、確率過程論的方法、コンピュータ・シミュレーション、有限要素法を用いた偏微分方程式の数値解析を併用して集団遺伝学における幾つかの確率モデル(拡散モデルやマルコフ連鎖モデルなど)に関する諸性質(突然変異体が進化する条件、個体数の確率的変動の効果、モデルを記述する確率過程の極限分布の性質など)の研究を行った。
All 2008 2007 2006
All Journal Article (3 results) (of which Peer Reviewed: 3 results) Presentation (2 results)
Theoretical Population Biology vol.74
Pages: 199-207
Journal of the Mathematical Society of Japan vol.59
Pages: 971-983
Tsukuba Journal of Mathematics vol.30
Pages: 273-327