2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18540196
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
山田 修宣 立命館大学, 理工学部, 教授 (70066744)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
荒井 正治 立命館大学, 理工学部, 教授 (20066715)
大坂 博幸 立命館大学, 理工学部, 教授 (00244286)
伊藤 宏 愛媛大学, 工学部, 教授 (90243005)
大鍛治 隆司 京都大学, 理学研究科, 助教授 (20160426)
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Keywords | ディラック作用素 / スペクトル理論 / Kerr-Newnan距離 / 固有値問題 / ブラック・ホール / 相対性理論 |
Research Abstract |
主として、ディラック作用素の非相対論的極限およびKerr-Newman距離におけるディラック作用素のスペクトルについて研究し、下記のように研究発表を行った。 2006年7月に「夏の作用素論シンポジウム」(沖縄)、8月に「実函数論函数解析学合同シンポジウム」(東海大学)、9月に"Operator Theory in Quantum Physics"(チェコ)、11月に「超局所解析と古典解析」研究集会(郡上八幡)、12月に「京都解析コロキウム」(京大理)、2007年1月に「松山キャンプ」にそれぞれ出席して研究発表を行った。また、2月に「スペクトル・散乱理論とその周辺」(京大数理解析研)では、伊藤宏氏(愛媛大工)が共同研究の結果を発表した。さらに、2006年9月に日本数学会秋季総合分科会(大阪市大)、10月に「微分方程式についての最近の話題」(群馬大学東京オフィス)、2007年2月に「偏部分方程式姫路研究集会」(姫路)、3月に噛日本数学会年会(埼玉大学)などにも出席した。 2006年10月に、Monika Winklmeierとの共著論文 Spectral analysis of radial Dirac operators in the Kerr-Newmann metric and its applications to time-periodic solutions が、J.viath.Phys.に掲載された。また、同氏が2007年3月に約2週間、立命館大学に滞在する機会があり、共同研究を行った。この研究成果は次年度に研究発表する予定である。 2006年8月の「実函数論函数解析学合同シンポジウム」(東海大学)での総合報告については、 大鍛治隆司・山田修宣,ディラック作用素のスペクトルについてI,II,第45回実函数論・関数解析学合同シンポジウム講演集pp.115-146 に収められている。
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Research Products
(6 results)