2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18540225
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Research Institution | Fukuoka University |
Principal Investigator |
井上 淳 Fukuoka University, 理学部, 教授 (50078557)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
黒瀬 秀樹 福岡大学, 理学部, 教授 (00161795)
太田 昇一 九州大学, 大学院・芸術工学研究院, 教授 (70107176)
荻 秀和 福岡工業大学, 工学部, 准教授 (30248471)
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Keywords | 非有界*-表現 / C^*-代数 / 非可換微分構造 / 0^*-代数 / 部分0^*-代数 |
Research Abstract |
1.Well-behaved*-表現の研究 井上は,M.Fragoulopoulouとテンソル積局所凸*-代数のwell-behaved^*-表現について共同研究をすすめた。さらに,井上,太田,黒瀬はこの研究の量子群への応用を考えた。 2.C^*-代数Aを稠密に含む局所凸*-代数A[τ】の構造と表現の研究 M.Fragoulopoulou,井上,K.D.Kiirstenは局所凸*-代数A[τ]の積が両側連続のとき,F.Bagarello,M.Fragoulopoulou,井上,C.TrapaniはA[τ]の積が両側連続でないときその代数構造を調べた。特に,C*-代数の局所凸quasi*-代数への一般化である局所凸quasi C^*-代数について研究をすすめた。 3.C^*-代数の非可換微分構造の研究 井上はC^*-代数の非可換微分構造の研究を荻とは毎週金曜目のセミナーで,S.J.Bhattとは通常電子メールで情報交換を行い,成果を得た。それを論文"Differential structure in C^*-algebras"としてまとめた。 4.0^*-代数と部分0^*-代数の研究 井上,荻,高会は,von Neumann代数の条件付期待値に関する研究の,0^*-代数への一般化を考え成果を得た。F.Bagarello,井上,C.Trapaniは部分0^*-代数の完全正値写像と微分の研究をすすめた。
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