2008 Fiscal Year Final Research Report
color confinement and glueball by a non-linear change of variables
Project/Area Number |
18540251
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Particle/Nuclear/Cosmic ray/Astro physics
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
KONDO Kei-ichi Chiba University, 大学院・理学研究科, 教授 (60183042)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
SHIBATA Akihiro 高エネルギー加速器研究機構, 計算科学センター, 講師 (30290852)
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Co-Investigator(Renkei-kenkyūsha) |
KATO Seiko 高松高専, 一般教育科, 准教授 (50342564)
ITO Shoichi 長野高専, 電子情報工学科, 准教授 (10369978)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Keywords | クォーク閉じ込め / カラー閉じ込め / グルーボール / 磁気単極子 / 双対超伝導 / 質量ギャップ / ヤン・ミルズ理論 / 真空凝縮 |
Research Abstract |
クォークの閉じ込めを実現する有望な機構として提唱された双対超伝導描像は, 従来, 可換射影と呼ばれる特別なゲージ固定を採用した場合にしか実現されていなかった。我々は, 可換射影を用いずに, ゲージ不変な磁気単極子を定義し, カラー対称性を保ったままゲージ不変な双対超伝導描像を導出することを可能にする理論的枠組みを与え, それに対応する格子ゲージ理論を構成し, 数値シミュレーションも実行することで, 双対超伝導描像を確立した。ヤン・ミルズ理論において, ゲージ不変なグルーオンの質量項を導入することも可能にした。
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Research Products
(24 results)
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[Remarks] 近藤慶一 : 『「物理学者の考えること,数学者に期待すること」~Yang-Mills理論の定式化とクォーク閉じ込め~』, 数理科学, 第530号, 51-57頁(2007)
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[Remarks] 近藤慶一, 2006年11月10日-11日 : "新潟大学・山形大学合同合宿型研究会'", 山形県飯豊少年自然の家, 招待講師, 連続講義, 2日間(3時間x2)「閉じ込め問題に関する最近の発展と今後の展望」
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[Remarks] 近藤慶一, 2007年5月24, 25, 26日の3日間 : 立教大学 大学院集中講義, 数理物理特論1「Yang-Mills理論とクォークの閉じ込め」, 主な対象 : 大学院生, 教員, 近辺の研究所や大学のPD
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[Remarks] 近藤慶一, 2007年6月13, 20, 27日の3日間 : 東京大学 大学院集中講義, 物理学特別講義BIX(集中講義)「ゲージ場の量子論とクォークの閉じ込め」, 主な対象 : M1, M2