2007 Fiscal Year Annual Research Report
環境触媒としての金属ニトロシル陽イオン錯体に関する研究
Project/Area Number |
18550144
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Research Institution | Toyama National College of Technology |
Principal Investigator |
津森 展子 Toyama National College of Technology, 一般科目, 准教授 (20390437)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
徐 強 独立行政法人産業技術総合研究所, ユビキタスエネルギー研究部門, 主任研究員 (50357232)
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Keywords | 錯体 / 触媒 / 環境材料 |
Research Abstract |
触媒評価装置の作成と運転 昨年構築した触媒活性評価装置に、触媒としてこれまでに報告例のある銅イオン交換ゼオライトを充填し、一酸化窒素の分解還元を行ったところ、報告例に準ずる窒素酸化物除去性能が認められたことより、構築した触媒活性評価装置が正しく機能することを確認した。 新規窒素酸化物除去触媒の開発 新規窒素酸化物除去触媒として、銅を核とする金属-有機多孔質高分子錯体を調製し、触媒活性評価装置を用いて、その活性を評価した。その結果、一酸化窒素の分解還元は見られたが、高温や長時間使用により失活することがわかった。その原因について、現在調査中である。
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Research Products
(2 results)