2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18550162
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Research Institution | Okayama Prefectural Technology Center for Agriculture |
Principal Investigator |
畑中 唯史 Research Institute for Biological Science Okayama, 研究員 (00344408)
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Keywords | 放線菌 / アミノペプチダーゼ / アミノリシス |
Research Abstract |
放線菌由来プロリンアミノペプチダーゼ(PAP)の活性中心であるセリン残基の変異酵素の発現を、大腸菌および放線菌を宿主とした系で試みたが、いずれも場合も不溶化し、酵素たんぱく質を得ることはできなかった。そこで、PAPをプラットフォームとしたアミノ酸リガーゼの創製を断念し、別のセリン型アミノペプチダーゼを探索することとした。 当初の計画には記載していなかったが、PAPのもつ高い耐塩性の機構解明のために、S.aureofaciens由来とS. lividans由来PAP間で、我々が開発したRIBS shuffling法を用いて、ランダム・キメラ・ライブラリーを作成し、耐塩性に関わるアミノ酸残基の同定を試みた。その結果、PAPの耐塩性に関して、N末端領域に重要な部分が存在していることを明らかにし、論文発表した(M.Uraji, et. al. Biochim. Biopys. Acta(2007)1774 1462-69)。
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