2008 Fiscal Year Self-evaluation Report
Smartening flow-measurement and transport using functional & intelligent fluids
Project/Area Number |
18560181
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Fluid engineering
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
YAMAGUCHI Hiroshi Doshisha University, 理工学部, 教授 (80191237)
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Project Period (FY) |
2006 – 2009
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Keywords | 磁性流体 / 磁性弾性体 / 液相流 / 流体速度計測 / 流量制御 / エネルギー輸送 / 熱工学 / 流体工学 |
Research Abstract |
流体に外部より電磁場を作用させることにより, 機能・知能性の発見を試みる. 本研究では機能・知能性流体として応用が求められている磁性流体や電気粘性流体を他の流体及び材料を混合することにより, 優れた機能を発揮する流体の開発, 磁場制御による流体計測やエネルギー変換・輸送装置の創成, また流体制御による流量や圧力コントロールの実現に向けた工業的応用の展開に主目を置くものとする. 研究対象となる流体に磁性流体を添加して磁化を持たせることにより, 流体の持つ磁気情報を検出し, 気液二相流における種々の流れモードに対する対流計測を行う. また, これらの工学的応用として, 磁性流体と低沸点流体を混合させた流体を作動流体とした高性能な熱輸送装置の研究開発及び磁性流体に導電性ポリマー混合することにより導電性磁性流体を作成し, 導電性磁性流体を用いたMHD発電に関する研究を行う. また, 後粘弾性を示すゲル状物質に, 10nm~1μmの各種磁性粒子を分散し, 磁場下において成形することにより定められた形状及び機能を持つ磁気弾性体を作成し, 流量制御に応用する研究を行う. この他超臨界CO2の流動について調査し, 応用技術としての太陽熱システムの開発をめざす.
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