2007 Fiscal Year Annual Research Report
MBロータによる磁極変調効果を利用したメンテナンスフリー可変速風力発電機の開発
Project/Area Number |
18560287
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Research Institution | Kanazawa Institute of Technology |
Principal Investigator |
深見 正 Kanazawa Institute of Technology, 工学部, 教授 (60247434)
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Keywords | 風力発電 / 可変速発電機 / リラクタンス発電機 / マルチプルバリアロータ |
Research Abstract |
19年度は,研究計画調書に基づき,検討機の設計理論の構築を目的に,特性予測のための理論(回路及び数学モデル)を開発し,有限要素法による磁界解析などを併用して,構造最適化のための方法を検討した。これにより,実用開発のための基礎的な設計情報を得た。 具体的な検討内容は,以下のとおりである。 1.回路及び数学モデルの開発(設計理論の構築) 発電機の諸特性を理論的に予測できるように,等価回路法を用いて数学モデルを導出した。併せて,回路定数及びパラメータの測定法を構築した。 2.実験による理論の検証 モデル機により,導出した回路及び数学モデルの妥当性を検証した。 3.最適設計法の検討 回路及び数学モデルと有限要素法による磁界解析を併用して,MBロータの構造パラメータ(磁気障壁の形状,層数,寸法,材質など)を変化させ,磁極変調効果が最良となる設計法を見出した。 4.研究成果のまとめ 平成18年度〜19年度に実施した研究成果を報告書にまとめ,一般に広く公開した。
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Research Products
(6 results)