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2007 Fiscal Year Annual Research Report

福祉移送サービスにおけるリスク分析

Research Project

Project/Area Number 18560525
Research InstitutionKinki University

Principal Investigator

三星 昭宏  Kinki University, 理工学部, 教授 (40088414)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 北川 博巳  兵庫県立福祉のまちづくり工学研究所, 研究第一課, 主任研究員 (10257967)
柳原 崇男  兵庫県立福祉のまちづくり工学研究所, 研究第一課, 非常勤研究員 (10435901)
Keywords福祉移送サービス / ドライブレコーダー / ヒヤリ・ハット / 事故
Research Abstract

福祉移送サービスは福祉有償運送として法的に整備された。これにより、わが国の移動・送迎サービスは大幅に伸び、高齢者・障害者等の移動困難者の地域での移動が確保されることになる。しかし、法的に移動・送迎サービスが整備されても様々な問題が生じている。その一つに「安全性」という問題が存在している。今後、誰もが移動しやすい交通環境を整えるためには、NPO等の移動・送迎サービスの発展が不可欠であり、安全性を高める必要がある。
本研究は、福祉移動サービスの安全・運行などのデータを取るため、ドライブレコーダーを使用する。そして、これらのデータの運転挙動部分を取り上げ、データを整理することによって福祉移動サービスのこれからの課題と展望について考察することを目的とする。得られた結果を以下に示す。
・利用者が乗車していない場合で危険挙動が多くみられた.
・危険挙動の要因はブレーキによるものが多くみられ,その要因としては,交通量・速度・明暗の違いになどよるものである.
・危険挙動箇所では,幹線道路での交差点付近走行時,幹線道路進入時に危険挙動が多くみられた.・ドライブレコーダー取り付け経過時間と危険挙動件数の関係では,取り付け経過時間が長くなるにつれ,件数も増えていく傾向がみられた.
・利用者の有無に関係なく、ドライブレコーダー設置による安全意識が向上していることが分かった。
・ドライビング・レコーダーを使用することで、今まであまり捉えられることのなかったヒヤリ・ハット場面の探索には有効に使用できることが分かった。とくに、運行管理者・ドライバーともに安全について考えるには良いツールであると考えられる。

  • Research Products

    (1 results)

All 2007

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] THE VALIDITY OF DRIVING RECORDER FOR OLDER DRIVERS2007

    • Author(s)
      北川 博巳
    • Organizer
      International Conference on Mobility and Transort for Elderly and Disabled People 2007
    • Place of Presentation
      Montreal
    • Year and Date
      2007-06-21
    • Description
      「研究成果報告書概要(和文)」より

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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