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2006 Fiscal Year Annual Research Report

真の内部応力分布性状に基づくRC柱の力学的挙動の解明と応力-ひずみ関係の定式化

Research Project

Project/Area Number 18560553
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionKagoshima University

Principal Investigator

塩屋 晋一  鹿児島大学, 工学部, 助教授 (80170851)

Keywordsコンクリート / 構成則 / 破壊基準 / 鉄筋コンクリート / 応力-ひずみ関係 / 曲げ圧縮応力分布 / 圧縮応力分布
Research Abstract

軸力,曲げ,せん断力を種々,組み合わせて加力される鉄筋コンクリート柱に関して,柱内部の応力分布と応カーひずみ関係を測定する実験の測定システムの開発を行い、予備実験を行った。これまで開発してきた大型の測定装置に合わせて、応力分布を測定する測定面の支持方法の改良と、コンクリート内部のひずみを直接測定する埋め込みゲージの検証を行った。
(1)支持方法については、繰り返しのせん断力に適用できるように改良を行うことができた。
(2)加力方法については、一部に問題は残っているが、繰り返しの多方向加力が可能な加カシステムを構築して、応力分布を測定できるようになった。
(3)コンクリート内部のびずみの測定については超小型の埋め込みゲージを用いて、大変形までのひずみの測定を試みたが、2%が限界で、改良の余地が残っている。
(4)現時点で構築された測定システムを用いて、一軸圧縮載荷を受ける鋼管コンクリート柱の応力分布と内部のひずみを測定した。鋼管から受ける横拘束力により、内部の応力分布は変化し、断面内の応カーひずみ関係に関するデータを測定できた。
(5)柱断面内で曲げ解析用の応カーひずみ関係は,断面位置により変化して,断面中央ほど,その圧縮強度が大きく,延性的な応カーひずみ関係になる。
(6)せん断力を受けると曲げ圧縮強度は増大し,曲げ圧縮域のせいも狭くなる。
(7)平成19年度は今年度、構築されたシステムを用いて一軸圧縮を受ける柱と軸力・曲げ・せん断力を受ける柱の,曲げ圧縮域のコンクリートの応カーひずみ関係の相関メカニズムの解明を試みる。

  • Research Products

    (2 results)

All 2006

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] 一軸圧縮を受ける角型鋼管コンクリート柱の応力分布性状2006

    • Author(s)
      西元大輔
    • Journal Title

      コンクリート工学年次論文集 Vo.28

      Pages: 121-126

  • [Journal Article] 一軸圧縮を受ける角型鋼管コンクリート柱の応力分布性状に関する有限要素解析2006

    • Author(s)
      西元大輔
    • Journal Title

      日本建築学会大会学術講演梗概集(関東) 構造IV

      Pages: 663-664

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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