2008 Fiscal Year Annual Research Report
波浪エネルギー吸収のための最適浮体構造に関する研究
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18560772
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| Research Institution | Saga University |
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Principal Investigator |
永田 修一 Saga University, 海洋エネルギー研究センター, 教授 (30404205)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
豊田 和隆 佐賀大学, 海洋エネルギー研究センター, 准教授 (10274507)
瀬戸口 俊明 佐賀大学, 海洋エネルギー研究センター, 教授 (90145186)
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| Keywords | 波力発電 / 後ろ曲げダクトブイ / 一次変換効率 |
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| Research Abstract |
本研究では、海洋の波浪の持つエネルギー吸収し、その後、効率良く電気エネルギーに変換する装置についての研究を実施している。中でも、振動水柱型の波力発電装置である“後ろ曲げダクトブイ(Backward Bent Duct Buoy,以下BBDB)"に着目し、この装置の一次変換効率を向上させることを目的としている。このような波浪エネルギー吸収装置の性能向上のためには、数値解析を利用した最適形状設計と、実験による数値解析の検証作業が求められる。本研究では平成20年度において、下記の2項目について研究を遂行した。
(1)3次元数値解析プログラムの開発
波浪中におけるBBDBの運動、水室内の流体の運動を求めるために、ポテンシャル理論および境界要素法を用いて、BBDBに作用する波強制力およびRadiation流体力を求めるプログラムを開発した。開発したプログラムによる出力と、平成19年度に実施した3次元実験の計測結果を比較検討し、解析プログラムの妥当性を確認した。
(2)2次元数値解析プログラムの開発
佐賀大学海洋エネルギー研究センター所蔵の2次元水槽を用いて、規則波中での波強制力およびRadiation流体力を計測した。計測値と、平成19年度に開発した2次元解析プログラムの出力を比較検討し、解析プログラムの計算精度を向上させた。
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