2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18580228
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Miyagi University |
Principal Investigator |
柳村 俊介 宮城大学, 食産業学部, 教授 (80183979)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉野 宣彦 酪農学園大学, 酪農学部, 助教授 (60275485)
泉谷 眞実 弘前大学, 農業生命科学部, 助教授 (60265064)
東山 寛 北海道大学, 大学院農学研究院, 助手 (60279502)
相原 晴伴 (小池 晴伴) 酪農学園大学, 酪農学部, 助教授 (70316248)
紺屋 直樹 宮城大学, 食産業学部, 講師 (90331280)
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Keywords | 農業経済学 / 農業投資 / 投資主体 / 農政改革 / 農業の担い手 |
Research Abstract |
1.研究組織 本研究を遂行するための研究組織は上記の研究代表者と5名の研究分担者によって構成されるが、当初から研究協力者として平石学(北海道立中央農業試験場生産研究部経営科・研究員)が参加を予定していた。また、平成18年度途中から小山良太(福島大学経済学部・助教授)が研究協力者として参加した。 2.概ね全員が参加した会議、調査 (1)研究打ち合わせ会議と研究会(6月24日、北海道大学農学部) 研究代表者が研究の進め方について説明した後、調査研究および計量分析の課題、分担、スケジュールについて検討した。打ち合わせ会議の後、「北海道農業の投資主体をめぐる諸問題」をテーマとする研究会の開催し、以下の4報告をめぐって議論を行った。 (1)平石学:投資主体の視点と地帯構成による相違、(2)日向貴久(北海道立根釧農試):酪農地帯における投資行動、(3)平石学:畑作地帯における投資行動、(4)小池晴伴:水田作地帯における投資行動-長沼町を事例として- (2)農協の投資行動に関する調査(2月21日〜23日、青森県津軽地方) つがる農協、つがる弘前農協岩木支店、津軽尾上農協において、地域農業の概況およびカントリーエレベーターを中心とする農協の固定資本投資について聞き取り調査を行った。6名が参加した。 3.その他の研究活動 地域農業の観念が希薄と思われる米国でも農業政策において地域政策の要素がないわけではない。本研究課題の枠組みを相対的な視点から検討するために米国農政におけるローカルサポートに関する調査を実施した。調査は、アイオワ州立大学エクステンションセンター、コロラドアグリカルチャーサービス社の山本英明氏、斎藤潔・宇都宮大学農学部教授とともに8月に実施した。 また、本研究課題に関わる関連情報の収集のため、研究代表者と研究分担者1名(紺屋直樹)が日本農業経済学会に参加した。
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Research Products
(6 results)