2007 Fiscal Year Annual Research Report
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18590190
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| Research Institution | UNIVERSITY OF MIYAZAKI |
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Principal Investigator |
菅沼 龍夫 University of Miyazaki, 理事 (60115350)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
澤口 朗 宮崎大学, 医学部, 准教授 (30336292)
井手 惣幸 宮崎大学, 医学部, 教務職員 (20244212)
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| Keywords | 高圧凍結技法 / 電子顕微鏡 / 胃粘膜 / 胃小窩壁細胞 / 単離胃粘膜 / 胃酸分泌刺激 / 組織化学 / オートファゴゾーム |
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| Research Abstract |
高圧凍結技法を駆使して、酸分泌刺激に伴って剥離する胃小窩壁細胞の動態解析を組織化学的、超微形態学的に行った。
酸分泌刺激で剥離した細胞の多くは抗H+/K+-ATPase抗体とPNAレクチンに陽性反応を示す胃小窩壁細胞であることが判明した。また、剥離細胞数は時間経過とともに増加し、E-cadherinが細胞内に瀰漫性に存在することから剥離前に接着因子が解離することが示唆された。多くの剥離細胞ではアポトーシスを示唆するTunncl染色やCaspase-3染色は陰性であった。超微形態学的には、剥離した胃小窩壁細胞にはプロトンポンプ陽性の細胞膜を有するオートファゴゾーム様の多重膜構造が多数観察された。
本年度の研究から、胃酸分泌関連疾患における治療と予防を視野に入れた胃粘膜壁細胞の機能動態解明への新しい展開が期待できるものである。
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