2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18590555
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Research Institution | Osaka Dental University |
Principal Investigator |
戸田 雅裕 Osaka Dental University, 歯学部, 講師 (90362714)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森本 兼曩 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (20143414)
中山 邦夫 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (80346197)
呂 玉泉 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (90362722)
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Keywords | 唾液 / ストレス / ライフスタイル / コルチゾール / クロモグラニンA / アミラーゼ / アディポネクチン |
Research Abstract |
前年度の調査では、短期ツアー旅行について高揚感や満足感によるものと思われる唾液中クロモグラニンAレベルの有意な上昇が認められ、短期ツアー旅行がストレス医学の観点からも有効であることが示唆されたが、今年度は長期滞在型の旅行についても同様の調査を行い、この種の旅行が特に日頃家事に追われている主婦において最も効果的であることを明らかにした。 また、交感神経-副腎髄質(SAM)系の活性を反映する新しいストレスマーカーとして注目されている唾液中α-アミラーゼについての昨年度の調査では、同じく交感神経-副腎髄質系の活性を反映するとされる唾液中クロモグラニンAとは異なった食事影響が認められた為、今年度はこれらのマーカーについて血漿中ノルエピネフリンレベルとの相関を調査し、その有用性を比較検討した。その結果、早朝において唾液中クロモグラニンAレベルと血漿中ノルエピネフリンレベルとの間に強い相関が認められ、交感神経-副腎髄質系活性のベースライン指標としては早朝のクロモグラニンAレベルが特に有用であることが明らかとなった。 さらに今年度は、包括的健康度の唾液情報論的評価を実現すべく生活習慣病関連マーカーの開拓にも着手し、肥満、2型糖尿病、冠動脈性心疾患等に関係する新しいマーカーとして注目されているアディポネクチンについて唾液測定系を確立するとともに基礎データの収集に当たった。
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Research Products
(6 results)