2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18590659
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Research Institution | Akita University of Nursing and Welfare |
Principal Investigator |
佐々木 英忠 Akita University of Nursing and Welfare, 看護福祉学部, 学長 (20004731)
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Keywords | 要介護老人 / 終末期医療 / 経管栄養 / 肺炎 / 寝たきり |
Research Abstract |
要介護老人が寝たきりになってからどの位で経管栄養を行い、経管栄養後肺炎をおこすまでの時間はどの位で、又、肺炎をおこした後死亡するまでの間はどの位かを前向き調査を行った。 その結果、経管栄養を行っても一旦肺炎をおこしてしまうと、おおよそ5ヶ月後には肺炎を繰り返して死亡することが判明した。要介護老人が寝たきりになり、摂食障害のため経管栄養を施行するまでの時間が長い人ほど経管栄養後死亡までの時間は短くなる成績を得た。 寝たきり期間が長くなった人は経管栄養をしてもまもなく死亡するため、無理に経管栄養で延命治療をしない方が良いと結論された。
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