2006 Fiscal Year Annual Research Report
Expression cloning法による心筋細胞分化制御因子の同定と機能解析
Project/Area Number |
18590773
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
上山 知己 京都大学, 医学研究科, 助手 (80379388)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松原 弘明 京都府立医科大学, 医学研究科, 教授 (10239072)
王 英正 京都大学, 医学研究科, 助教授 (50372579)
原田 光一郎 京都大学, 医学研究科, 助手 (30402902)
小形 岳寛 京都大学, 医学研究科, 医員 (10402877)
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Keywords | 再生医療 / 幹細胞 / 心筋細胞 / 分化制御因子 / クローニング |
Research Abstract |
1.cDNAライブラリーを発現する非増殖性組み換えレトロウイルスの作製。 P19CL6細胞を用い心筋細胞への分化誘導を行い、分化誘導後4〜7日の細胞より抽出したmRNAからcDNAを合成し、レトロウイルスベクターに組み込みcDNAライブラリーを作製し、非増殖性組み換えレトロウイルスを作製した。 2.未分化状態のES細胞を分化誘導する因子の探索。 (1)心筋細胞へと分化するとGFP遺伝子を発現するES細胞を用い、作製したcDNAライブラリーをレトロウイルスベクターにより遺伝子導入することにより、GFPを発現し心筋細胞へと分化した細胞群が確認できたため、それらの細胞を採取し染色体DNAを抽出した。 (2)抽出した染色体DNAよりレトロウイルスベクターを認識するベクタープライマーを用いPCRによりcDNAを回収し、その塩基配列をシークエンサーにより決定し、心筋細胞分化誘導遺伝子の候補を得た。 (3)現在、同定した候補遺伝子のfull-length cDNAをレトロウイルスベクターによりES細胞に発現させることにより、これらの遺伝子の心筋細胞への分化誘導能を検討中である。
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