2007 Fiscal Year Annual Research Report
表皮特異的な強制的アレルゲン遺伝子発現系による免疫応答の解析
Project/Area Number |
18591246
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
片山 一朗 Osaka University, 医学系研究科, 教授 (80191980)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
樽谷 勝仁 兵庫医科大学, 医学部, 講師 (30301261)
室田 浩之 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (90363499)
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Keywords | アトピー性皮膚炎 / 免疫応答 / 遺伝子発現 / 表皮 / ダニ抗原 |
Research Abstract |
アトピー性皮膚炎のモデルになりえる表皮における免役応答を調べるために表皮特異的にダニ抗原を発現するマウスの作成に先立って抗原となりえるGreen fluorescent protein (GFP)を表皮特異的に発現させ、そのマウスにおける免役応答を調べようと試みた。胎生期における免疫寛容を回避するため、Tet onのシステムを用いてドキシサイクリン存在下のみにGFPを表皮特異的に発現させるため、1)表皮基底細胞特異的に発現するKeratin5のプロモーターの下流にドキシサイクリンによりリバーステトラサイクリン調節性トランス活性化因子(rtTA)を発現させるコンストラクト、その下流にヒトgrowth hormone のpolyAシグナルを持ったマウス、(K5-rtTA2S-M2)及び2)そのトランス活性化因子応答配列の下流に細胞膜に発現させるためにGPI-アンカー型蛋白構造を取ったGFPのコンストラクト、さらにその下流にSV40のpolyAシグナルのコンストラクトを持ち、その周りにドキシサイクリン非存在下にGFPが働かないようにinsulatorを挿入したコンストラクトを持ったマウス(Tet-EGFP Thy1)を作成し、サザンプロットでそれぞれのマウスに上記のコンストラクトが組み込まれていることを確認した。
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