2009 Fiscal Year Annual Research Report
3T高磁場MR撮像装置による非侵襲的血流代謝機能画像の開発および臨床研究
Project/Area Number |
18591335
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
木村 浩彦 University of Fukui, 医学部, 教授 (10242596)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
植松 秀昌 福井大学, 医学部, 講師 (00313768)
土田 龍郎 福井大学, 医学部附属病院, 講師 (70303386)
豊岡 麻理子 福井大学, 医学部附属病院, 助教 (00397275)
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Keywords | ASL / MR Perfusion / スピンラベル |
Research Abstract |
高磁場MRIによる非侵襲的脳血流法の開発:(Continuous Arterial Spin Labeling(CASL)の開発):スピンラベルの効率を改善する基礎実験を進めた。従来の方法と比べRF powerを20%程度に抑えることが可能で、3Tのbody送信コイルでも利用可能であることを確認した。この手法を用いて、ラベルの時間を3~4秒に引き延ばすことが可能となった。昨年度新たに導入した3DASL法を利用し研究をすすめた。ラベル到達時間(ATT)の補正が正確な血流画像作成の最も大きな問題となるため、ATTの補正を含めた脳血流画像を作成し、PETによる血流画像との比較を行った。成果をISMRM(2009/04/20-24 Honolulu, Hawaii, US)にて報告した。また、臨床MR脳機能研究会(2010/03/06、東京)にて、ATTが正確に計測されているかどうかの検討を従来のT2DSC法とASL法にて慢性閉塞性脳血管疾患にて比較し、この手法による脳血流計測が妥当であることを報告した。
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Research Products
(3 results)