2006 Fiscal Year Annual Research Report
梗塞後リモデリング心における交感神経β受容体密度に関する研究
Project/Area Number |
18591359
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
大手 信之 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 助教授 (10185332)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮部 浩道 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 助手 (90398363)
遠山 淳子 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 講師 (10145740)
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Keywords | 交感神経 / 心筋 / β受容体 / CGP-12177 / PET |
Research Abstract |
心筋交感神経β受容体リガンド[11C]CGP 12177の合成経路として、ホットラボ内において[11C]phosgenからCGP 12177への[11C]の転移が必要となる。本研究の過程において、[11C]CGP 12177の1回合成あたり3GBqと十分な収量が安定して得られるようになった。 次に、[11C]CGP 12177低非放射能製剤の作成を試みた。市販ラセミ体CGP 12177から光学分割カラムを用いて純度100%のS-(-)CGP 12177の分離が可能となった。また再ラセミ化が無いことも確認した。これより低非放射能[11C]CGP 12177の供給が可能となった。さらにS-(-)CGP12177の急性毒性実験を行った。結果として、急性毒性は認められなかった。 研究テーマ「[11C]CGP 12177を用いた梗塞心における心筋β受容体密度分布の検討をPET施設である名古屋市総合リハビリテーションセンター倫理委員会に申請し、承認を受けた。 [11C]CGP12177の時間放射能曲線のDelforge J et al.J Nucl Med 2002;43:215-226に基づいた定量解析プログラムの作成を完了した。 2007年4月第1回臨床試験を健常ボランティア(研究代表者)において施行し成功を収めた。
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