2008 Fiscal Year Annual Research Report
肝胆膵領域の高精細異時相融合画像と簡易動画表示の研究
Project/Area Number |
18591370
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Research Institution | Kurume University |
Principal Investigator |
内田 政史 Kurume University, 医学部, 准教授 (50168704)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
有川 俊二 久留米大学, 医学部, 助教 (00299405)
石橋 正敏 久留米大学, 医学部, 教授 (20168256)
早渕 尚文 久留米大学, 医学部, 教授 (20108731)
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Keywords | Multi slice CT / FDG-PET / MRCP / Fusion / 3D / hepatobiliary system / workstation / 3T MRI |
Research Abstract |
(1)症例収集:前年度に続き、有用と思われる肝胆膵領域症例を選択し、症例20例に対して、MDCTで早期動脈相、門脈優位相、静脈相の撮影のそれぞれのデータを0.63-1.25mmに再構成したデータで得た。さらにFDG-PETによるデータ収集も新たに8例でデータを得た。またこのうち5例ではMRI画像のデータ、MRCP画像も融合画像の対象として再構成データを得た。また今回はさらに新たに3T MRIの画像データの収集も12例で行った。 (2)高精細三次元画像と融合画像作成:MDCTでの三次元画像とPETの三次元画像の融合画像さらにMRCPの三次元画像、さらに3T MRIから得られたデータもCTと同様に血管系の三次元画像の作成を試みた。前年と同様にMDCTでは、動脈系、門脈系、静脈系や各臓器をそれぞれ高精細三次元画像として作成した。PETのデータは病変の集積部の三次元画像の作成を行った。前回同様のMRCPで胆道膵管の三次元画像の作成も行ない、さらに今回3T MRIからの血管系の三次元画像も作成を試みた。これら画像、すなわちCT,MRI,MRCPの各々の三次元画像をworkstation上で角度や方向を変えて表示し、病変部と周囲との関係を三次元的に最も表示可能な位置で、異時相融合画像の作成を試みている。体部分の症例において、立体的評価に有用な画像の作成が行えた。 (3)簡易動画表示としてのvirtual 3D viewerも今回使用し、融合画像のdataから通常のPCで360°回転させて観察可能な表示systemへの応用が可能であった。 この研究成果については、新たな3T MRIの三次元画像研究の一部を2008年12月にRSNA(北米放射線学会)で発表し、certificate of merit賞を受賞した。
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Research Products
(10 results)