2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
18591463
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
藤原 義之 Osaka University, 医学系研究科, 助教 (40314330)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
土岐 祐一郎 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (20291445)
安田 卓司 近畿大学, 医学部, 准教授 (10324782)
瀧口 修司 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (00301268)
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Keywords | 胃癌 / 腹膜播種 / 分子標的治療 / ets-1 / parthenolide |
Research Abstract |
(1)ets-1 Decoy治療 動物モデルを用いての投与量、投与法の最適化を行い、さらに長期投与による安全性の評価、生存延長効果を確認した。この結果は、論文(Int. J Cancer,2007)へ発表した。 (2)parthenolide治療 胃癌細胞株を用いて、parthenolide単剤での増殖抑制効果、各種抗がん剤(paclitaxel, CDDP)との併用効果を確認した。さらに、parthenolide投与によるNFkappa Bの抑制効果について、EMSA assay、 Western等により確認し、parthenolide投与による細胞増殖抑制機構をマイクロアレーにより解析し、作用メカニズムに関して新たな知見を得た。 さらに、動物モデルを用いて投与量、投与法の最適化を行い、さらに長期投与による安全性の確認を行った。(論文準備中)さらに、抗癌剤との併用効果を確認した。 parthenoplideの経口投与モデルにおける増殖抑制効果を確認した。 (3)parthenolideに関しては、臨床プロトコールの作成と倫理委員会への申請を行った。 (4)胃癌腹膜播種に対する、新たな分子標的治療法として、ets-1 Decoyおよびparthenolideの抗癌剤との併用療法は有効な治療法となり可能性が示唆された。
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Research Products
(3 results)