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2006 Fiscal Year Annual Research Report

発光ダイオード光の生体活性効果の検討

Research Project

Project/Area Number 18591624
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionKanazawa University

Principal Investigator

池田 和夫  金沢大学, 医学部附属病院, 講師 (60231130)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 富田 勝郎  金沢大学, 医学系研究科, 教授 (00092792)
Keywords発光ダイオード / 坐骨神経 / 後根神経節 / シリコンチューブ / 神経延長
Research Abstract

シーシーエス(CCS)株式会社と協力し、発光ダイオード(LED)光発生装置を作成した。現在は、神経損傷モデルでの実験を中心に行っている。
ラット坐骨神経を切断してその断端を皮下に位置させ、末梢神経切断モデルを作成する。エネルギー強度・量・パルスおよび偏光の有無を変えてLEDを照射する。術後3日、1週、2週、3週、4週に疼痛の指標として自傷行為を観察し、Wellらのautotomy scoreに準じて点数化している。
また、ラット坐骨神経を切断し、シリコンチューブで架橋することで、神経の延長についても観察している。シリコンチューブの距離と太さを変化させ、LEDによる影響を観察している。
神経圧迫を行うモデルでも同様にLEDを照射し、評価方法は、圧迫損傷作成後に発現する後根神経節におけるIL-6のmRNAを定量PCR法を用いて比較する予定である。圧迫損傷後1週、2週、4週における回復を電気生理学的に評価する予定である。
in vitro : Schwann細胞は生後1日目のラットから採取した坐骨神経から培養し、線維芽細胞(NIH3T3)と同様にLEDを照射して評価する。また、後根神経節(DRG)を生後1日目のラットより採取し、コラーゲン培地上で、NGF(1μg/ml)を加えて培養を行う。これにも、同様にLEDを照射し、伸張してきた樹状突起の長さを非照射群と比較している。LEDの照射時期、照射強度、評価時期などについて、現在も検討を重ねている。

URL: 

Published: 2008-05-08   Modified: 2016-04-21  

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