2006 Fiscal Year Annual Research Report
破骨細胞応答性を調節する受容体安定性調節機構の解析
Project/Area Number |
18591675
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Josai International University |
Principal Investigator |
和田 誠基 城西国際大学, 薬学部, 教授 (10301467)
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Keywords | 破骨細胞 / 脱感作 / mRNA安定性 / 骨代謝 |
Research Abstract |
骨代謝制御ホルモンであるカルシトニン(CT)は骨の標的臓器である破骨細胞では脱感作を誘導し、ホルモン作用の持続は阻害される。我々の検討ではその機序としてCT受容体(CTR)mRNA安定性調節機構の関与が推測されている。mRNA半減期は3'非翻訳領域(UTR)のAU rich element (ARE)配列がcis elementとして働き、c-fosやGM-CSF、IL-3でその役割が証明されている。我々はCTR mRNAの3'UTRに複数の蛋白(transactivating factor)が結合することを報告している。それらの分子量は35-50kDaでありARE結合蛋白の中でAUF1,HuRを考え検討し、またその特異的結合性を確認している。最近ELAV(embryonic lethal abnormal vision)famiyがmRNA安定性に関与する成績が示されている。そのような新たな蛋白群がCTR mRNA 3'UTRに結合性を示し、脱感作に関与するか否かさらに検討を進めている。
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Research Products
(4 results)