2007 Fiscal Year Annual Research Report
破骨細胞応答性を調節する受容体安定性調節機構の解析
Project/Area Number |
18591675
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Research Institution | Josai International University |
Principal Investigator |
和田 誠基 Josai International University, 薬学部, 教授 (10301467)
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Keywords | 破骨細胞 / 脱感作 / 骨粗鬆症 / mRNA安定性 |
Research Abstract |
骨代謝制御ホルモンであるカルシトニン(CT)は骨の標的臓器である破骨細胞では脱感作を誘導し、ホルモン作用の持続は阻害される。我々の検討ではその機序としてCT受容体(CTR)mRNA安定性調節機構の関与が推測されている。mRNA半減期は3'非翻訳領域(UTR)のAU rich element(ARE)配列がcis elementとして働き、c-fosやGM-CSF、IL-3での報告と同様に安定性調節・半減期の調節に重要な役割を担っていると考えられる。我々はCTRmRNAの3'UTRに複数の蛋白(transactivating factor)が結合することを検討し、それらの分子量は35-50kDaでありARE結合蛋白の中でAUF1,HuRを考えた。またその特異的結合性を確認した。ELAV(embryonic lethal abnormal vision)familyがmRNA安定性に関与する成績が示され、脱感作に関与するか否かさらに検討を進めている。
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Research Products
(3 results)