2006 Fiscal Year Annual Research Report
音像定位・体性感覚入力を利用しためまいリハビリテーション法の開発
Project/Area Number |
18591893
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | St. Marianna University School of Medicine |
Principal Investigator |
肥塚 泉 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (10211228)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡田 智幸 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助教授 (50224019)
新谷 敏晴 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助手 (20329288)
服部 康介 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助手 (60339877)
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Keywords | 半規管-眼反射 / 振子様回転刺激 / 音刺激 |
Research Abstract |
被験者10名を対象とした。耳鼻咽喉科現有の傾斜装置付き回転椅子に、簡易スピーカーを設置した。垂直軸(Earth Vertical Axis)で振子様回転刺激(0.2Hz,0.4Hz,0-8Hz,最大角速度60度1秒)を加えて、半規管-眼反射の利得、位相を測定しこれをコントロールとした。次に被験者の眼前、壁面に設置した簡易スピーカー(earth fixed target)より単音(1000Hz,60dBHL)を出しながら40分間、振子様回転刺激を加えた。被験者には回転中はなるべく音源の位置を意識するよう指示した。その後振子様回転刺激を加えて半規管-眼反射の利得ならびに位相を測定した。 40分間の音刺激後、半規管-眼反射の利得はコントロールに比し、増大する傾向を示した。また位相についてもこれが進む(phase lead)傾向を示した。次年度は被験者の頭部からアームを前に出してそこにスピーカーを設置(head fixed target)して同様の測定を行う予定である。
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