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2007 Fiscal Year Annual Research Report

げっ歯類における前庭頚反射の測定

Research Project

Project/Area Number 18591896
Research InstitutionKansai Medical University

Principal Investigator

栗山 博道  Kansai Medical University, 医学部, 講師 (90268350)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 河本 光平  関西医科大学, 医学部, 助教 (50425071)
泉川 雅彦  関西医科大学, 医学部, 助教 (60434825)
Keywordsマウス / モルモット / 前庭 / 前庭頚反射 / 頭部運動
Research Abstract

現在、実験動物として、遺伝子改変動物モデル、障害モデル等のモデル動物がよく用いられているが、そのほとんどがマウス、ラット、モルモットである。そこで、それらの前庭機能を簡便にはかるには、これまでの眼球運動をみることは難しく、前庭頚反射に関与する大きい頭部の運動をはかることにより測定可能であると考えた。前庭頚反射とは、胴体の動きに対する頭部保持の機構をいい、これまでの研究では、胴体に対する頭部保持の機構には前庭頚反射とともに頚頚反射が関与していることが報告されている。
そこで本研究では、頭部運動の測定により、前庭頚反射における前庭機能測定を行った。
実験動物として、ハートレー系有色モルモット、体重300グラム前後のものとCB6F1マウス、体重20〜30グラムのものを使用。頭部運動をはかるため、動物固定の方法について検討を行った。本研究では動物固定の際、胴体のみ固定し頭部は運動可能にする必要がある。今回、拘束しすぎると頭部運動にまで影響を及ぼし、緩くすると逃げてしまうため、マウス、モルモットの固定には難渋した。数種類の固定を試み、頭部運動の妨げにならないような固定器を作成した。また、その固定器により、毎回同じ刺激が行われるように刺激装置を開発した。高速ビデオカメラで撮影を行い、カメラ、ファイル容量に対する撮影アングル、誤差等の検証を行った。高速ビデオカメラからコンピューターへのデータ転送を可能とし、画像解析の検討を行った。それと平衡して耳毒性薬物であるカナマイシン、エタクリン酸による内耳障害モデル動物を作成し、その行動から平衡障害について検討した。

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Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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