2007 Fiscal Year Annual Research Report
炎症性腸疾患の腸管粘膜免疫機構とプロバイオティクスの治療応用の検討
Project/Area Number |
18591950
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
吉田 英生 Chiba University, 大学院・医学研究院, 教授 (60210712)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菱木 知郎 千葉大学, 医学部附属病院, 講師 (00375776)
齋藤 武 千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (20406044)
光永 哲也 千葉大学, 医学部附属病院, 医員 (80375774)
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Keywords | 炎症性腸疾患 / 腸管粘膜免疫 / プロバイオティクス |
Research Abstract |
動物実験 方法:W群:3%デキストラン(DSS)非投与 D群:DSS投与 L群:DSS投与+乳酸菌(Bifidobacterium breb, Lactobacillus casei)前投与 結果:D群はDDS投与後,下痢,下血出現し,摘出結腸の短縮,病理組織像で炎症細胞浸潤を伴った潰瘍,びらんを認めた。L群は下血を認めず,結腸の短縮も認めなかった。 臨床的検討 方法:消化管内視鏡検査を行う患者を対象に消化管粘膜を生検し,検体よりmRNAを抽出しる。Real-time PCR法にてサイトカインmRNAの発現量を定量する。 結果:正常粘膜検体においては,IL-4の発現はIFN-γより抑えられており,サイトカイン環境としてはTh1に傾いていると考えられる。クローン病,潰瘍性大腸炎ではIFN-γは正常コントロールより抑制されていた。それに対し非特異性大腸炎ではIFN-γの高い発現を認めた。
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Research Products
(1 results)