2007 Fiscal Year Annual Research Report
鎮静薬投与患者末梢血単核球のNF-KB転写活性、サイトカイン産生能の検討
Project/Area Number |
18591977
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
國元 文生 Gunma University, 医学部, 准教授 (70125847)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
門井 雄司 群馬大学, 医学部, 准教授 (10292591)
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Keywords | 鎮静薬 / 免疫抑制 / 集中治療 |
Research Abstract |
試料は敗血症患者の末梢血単核球(PBMC)。平成19年度はPBMCのPBMCの細胞質1-κBおよび核内NF-κBの測定能を行った。 (i)PBMCの細胞質I-κBおよび核内NF-κBの測定 PBMC中のI-κB,NF-κBの測定は,鎮静薬の投与前,24時間後,48時間後に行った。密度勾配遠心で分離した患者PBMC層をRPMI1640で培養し1×10^6個/mlとした。つぎに10mMHEPES入りの低張液で細胞を融解したのち高速遠心し,細胞質と核抽出物に分離し,細胞質I-κBおよび核内NF-κBを測定に使用した。核抽出物NF-κBは32Pでラベルしたコンセンサスモチーフを有するプローベ(Promega 社製 Kit)と結合させた後 電気泳動(EMSA)を行いautoradiograhpyで定量した。細胞質I-κB測定にはSDS-PAGEとImmunobotting法(Western Blot 法)を用いた。20μgに分割したP2分画を電気泳動(Boi-Rad社製Immune Blot Kit)に流しI-kBを分離し,Nitrocellulose膜に転写した後,抗I-kB抗体(Sigma社製品)を投与し,Avidin-Biotin Complex(ABC kit:アマシャム社製)を投与し発色させ発色部位をDensitometryで解析を行った。
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